ハーレーの魅力、エンジン

ハーレーダビッドソンは、日本でも非常に人気があるバイクメーカーで、多くの魅力があります。中でもエンジンに魅力を感じる人は少なくありません。ハーレーダビッドソンで初めてのOHVエンジンがナックルヘッドで、とても美しくファンも多いです。ナックルヘッドは、1936年に登場し、ナックルを搭載したモデルは全部で4機種あります。エボリューションは、1984年に誕生しています。

1970年代後半のアメリカでは、日本のマルチエンジンが活躍していました。ハーレーは、高性能で有名な日本車に対抗するためにエボリューションを開発します。エボリューションは進化と言う意味ですが、その名にふさわしい革新的な仕上がりで、大きな話題となりました。生産管理体制を徹底しており、そのおかげでマイナートラブルが減っています。エボリューションでは伝統を守りつつコンピューターによる設計やアルミ素材の採用を行い、耐久性を向上させています。エボリューションは、誕生してから約16年間ファンに愛されましたが、当時の政権が国内最高速度を引き上げたこともあり、次の世代へと移っていきます。

1999年に発表されたのが、ツインカム88です。ツインカム88は、ワンカム構造を止めてカムシャフトが2本になっています。空冷45度VツインOHVは守りつつ、大改革が行われたのです。排気量が大幅に拡大されたため、厳しい排気ガス規制もクリアできるようになります。