ハーレーのファンなら、タイヤを回す力であるトルクについて最低限の知識が必要です。あくまでも瞬間的な力を示すため、馬力とは区別して考える必要があります。
1966年から発売になったショベルヘッドエンジンは、最もハーレーらしいトルクの鼓動を持っています。メリットとしては、古い時代のハーレーそのままなので、現代モデルにはないビンテージ感を味わえます。
ただしビンテージモデルは、かなり高価で、販売しているショップも少ないです。そして、万が一の故障の際に、修理できる専門家が限られてしまうというデメリットがあります。その点、ビンテージハーレーなら、新車やビンテージモデルよりも格安で、販売台数も多いです。さらにインジェクションモデルは、全体的にボディが大きいという問題もありますが、最新技術が使われているため安定感が群を抜いています。フォルムも流行を先取りしており、ファクトリーカスタムモデルなどが人気です。
しかし日本の排ガス規制に対応しているため、運転中の躍動感が多少損なわれています。
キャブレターモデルの他に、ツーリングやダイナ、スポーツスターといったファミリーがあり、それぞれ特徴があります。
ハーレー 旧車
110年以上の歴史を誇りモデルラインナップは現在31種類にもおよび、それらはすべて「ファミリー」という呼び名でカテゴライズされています。
また、ハーレーは専用パーツを購入して自由にカスタマイズすることができるので、中には素晴らしいカスタムを加えたプレミアのついた旧車もあります。
但し、カスタムを自由に行うことができるということは、乗り心地が変わってしまうという場合もあるので、乗り手が馴染んでいないと事故になりやすい可能性があります。そこで、試乗会がよく行われていますから、多種のモデルに試乗してみて新しいモデルやカスタムされたタイプなどの違ったハーレーを乗り比べて学習することが大事になります。
ハーレーはモデルやカスタムによって、ガソリン代やオイル代、車検費用、駐輪代、メンテナンス費用などのコストが微妙に変わりますからこれらの事前学習も必要になってきます。
旧車好きは特に費用のことは覚えておいた方がいいでしょう。